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HG ザクキャノン テストタイプを作る その8

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前回基本塗装を終わらせたザクキャノンテストタイプ。
今回からウェザリングを進めていきます。
まずは塗装剥げの再現ですが、今回は下地にヘビーチッピングを塗っているので
塗装剥げを描き込むのではなく、実際に塗料を剥がしていきます。
まずは装甲面を水で濡らし数分放置しておきます。
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そうすると塗っておいたヘビーチッピング液がふやけて塗料が剥がしやすくなるので
歯ブラシやデザインナイフなどで実際に剥がしていきます。
真鍮のブラシや爪楊枝などでも良いのですが今回は歯ブラシとデザインナイフを使っています。
使う器具によって剥がれ方が違うので一回何かで試してみるのが良いと思います。

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小さい傷はデザインナイフの先端で剥がし、大きな剥がれは歯ブラシで適当に擦って剥がします。
歯ブラシなどのブラシ系はランダムに大きめの剥げ跡が出来るのですが
思いがけずベロっとかなりの面積が剥げてしまったりしますし
実際塗装を剥がす関係上リタッチも手間なので少しずつ慎重に擦ったほうが安心です。


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ナイフの先端を使えば極細の擦り傷なども簡単に付けられます。


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基本的に装甲のフチや肘膝など剥げやすそうな箇所を重点的に剥がしました。


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好みの具合に仕上がったら半ツヤ~7分ツヤぐらいのクリアコートで塗膜を固定します。
つや消しだとスミイレなどが滲みやすいですし艶ありだと逆にウェザリング塗料が残り辛いので7分ツヤぐらいが個人的には好みです。


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汚していくとどうしても色がくすんでいくのでフィルタリキッドのスポットイエローを全体に筆塗りして彩度を上げておき
塗料を剥がした部分と装甲の色をちょっと馴染ませておきます。
左側が塗った後のものです。


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他のパーツも同様にスポットイエローを筆塗りしました。


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十分乾燥させたらフラットブラウンにフラットアースを少し混ぜたものでスミイレをしておきます。
次回もさらに汚しを進めていこうと思います。


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