Mr.セメントSPB&Mr.ペーパーカードタイプ

クレオスから新しく便利そうな色付きセメントやカードタイプのペーパーが発売されていたので買ってみました。
価格はセメントが346円、ペーパーが各324円となります。
ペーパーは自分がよく使う240、400、1000を買いましたが
他に600と800番も発売されています。

まずはMr.ペーパーのカードタイプですが
こちらはカット済の紙やすりとなっていて厚手の台紙を採用したため
折り曲げるだけで当て木なしでも面出しに適した硬さになるとあったので購入。
枚数も各50枚あります。

サイズは100mm×10mmと無駄の出にくい大きさでした。

いつも使っているタミヤのペーパーと比べると確かに台紙は厚く
使った感じは厚めの画用紙にペーパーを貼り付けたような印象でした。

さっそく折り曲げて適当なパーツをやすってみました。
やすり心地は普通の紙やすりとあまり変わりません。
面出しに適した硬さになるとある通り普通の紙やすりよりコシがあり
ちょっとしたヒケ取りなどの表面処理には便利そうです。
ただコシがあるといっても当て木ほどの剛性感はないのでエッジをかっちりと出したい場合などは
当て木をした方が無難そうです。

続いてMr.セメントSPB。
こちらはMr.セメントSP(スーパーパワー)を黒く着色した流し込みタイプの接着剤です。
同社のセメントSより乾燥が早く、手早く使える接着剤です。

着色料は顔料タイプなそうで、塗装時の染み出しはしないようです。
また底に顔料が沈殿するような事もなく振る必要はなかったです。


色が付いた事により流し込んだ部分がハッキリと分かるようになります。
なので流し込まれていない部分も簡単に把握できますし
接着剤の量なども分かるのでつい多く流し込んでパーツがグズグズになったり
うっかり接着剤が流れ込んでいる所を触って指紋が付くというようなミスもし難くなると思います。

軽く組んで接着剤を流し込み、ぐっと嵌め合わせて合わせ目を消す事ももちろんできますが
黒い線が出るのできっちりサフなどを吹く必要があると思います。

カードタイプのペーパーは便利なカット済でスリーブに入っているので使いやすく
折り曲げる事で適度なコシが出るのでちょっとしたヒケ取りなどに便利なペーパーになっています。
ただカッチリとエッジを出したい場合は当て木をした方が無難かも。
Mr.セメントの方は流し込んだ部分が分かりやすいのが予想以上に便利で
真っ黒なので塗装するのが前提となりますが適量を流し込みやすく
うっかり接着剤が付いた部分を触るようなミスも減らせる使いやすい接着剤でした。
(amazon)

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