HG ガンダムG40 (Industrial Design Ver.) を作る その1

つや消しを吹いて少し手直しをしたシルヴァ・バレトもあとは写真を撮るだけになったので
組んで動かしていたり、付属のブックレットを読んでいたら作りたくなってしまったG40を進めて行こうと思います。
まずは今回の作業ですが、目立つ変更点のわりにシールでの再現となっている
頭頂部カメラのクリアパーツ化を進めていきます。

まずはカメラ部分をカットします。
素材がKPSで柔らかいのでデザインナイフで何度もなぞればキレイに切り離せます。

続いて切り離したカメラ部分をクリアの素材に置き換えるため型取りをします。
複雑な形状ではないのでおゆまるなどでも良さそうですが
今回は手持ちにあったブルーミックスIIを使って型を取ります。

こちらは柔らかい粘土状の主剤と硬化剤をエポキシパテのように同量混ぜるタイプのシリコンで
液状ではないので扱いやすいです。
混ぜて練ると段々発熱し、2分ぐらいで硬化が始まり30分(実際は10分ほどでだいたい固まります)もすれば型が取れます。

型を取る前に離型剤としてシリコーンバリアを塗っておきます。
メンタムやワセリンなどでも良いのですがこちらは液状で塗りやすく
塗装剥げを再現したい場合こちらを剥がしたい場所に塗ってから塗装すると
簡単に派手なチッピングが出来るので一本あると何かと便利です。

あとは練ったブルーミックスにパーツを押し当て、
平らになるよう上からプラ版などで押さえ硬化させます。
これで型が取れました。

最初クリスタルレジンを流し込んで複製しようと思ったのですが
手持ちのものがかなり黄変して劣化していたので

瞳用ジェルクリアを流してUVライトで硬化させました。
しっかり硬化するか心配でしたが問題なく固まり、
強度も十分なので小さいパーツならこれで良い気がします。

後は型から外しますが両面で型を取っていないので

ヤスリで形を整えます。
また上下の面もややデコボコしていたのでこちらもヤスって整えました。

あとは2000番ぐらいのヤスリをかけて均したら
以前紹介したゴージーグラスコートでツヤを出します。

後はブックレットにあったフレキシブルカメラをそれっぽく再現したかったので
丸いエッチングパーツを裏側に貼り付けておきました。

これでカメラのクリアパーツ化は完了です。
アンテナも鋭くしておいたので次回は各種合わせ目を処理していきます。
(プレミアムバンダイ)

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