タミヤ1/350大和を使って武蔵を作る その6

少し前に塗装しておいたリノリウム歩行帯ですが
先の尖った綿棒や爪楊枝の先に少し溶剤を含ませてちまちまと押さえ部分の塗料を落として塗り分けました。
細いので失敗しやすいのですが、もしリノリウム部分まで間違えて落としてしまったらそこだけ再度塗装して拭き取ります。

続いて船首側の甲板ですがこちらはボラードなどを金属パーツに置き換えるため
一体成型されているボラードや段差のある部分をカットして均しておきます。

その後に真鍮削り出しのボラードとエッチングに置き換えました。

プラだとただの円柱形でしたがこちらは先端の太くなっている部分の造形などが再現されています。

続いて飛行甲板部分などに取り付ける機銃の組み立てです。
今回は機銃をまるごとエッチング&金属挽き物に置き換えるタイプで
同じメーカーのディテールアップパーツを使い作った金剛でも手を焼いたパーツですが
その複雑さは今回も健在でキットの場合2パーツですがこちらは18パーツで構成されています。

旋回ハンドルや椅子など、ある程度曲げられる所は組み付ける前に曲げてしまいます。
曲げが複雑で、間違えてしまうと戻す時折れてしまう時が多いので
間違えないよう良く確認しながら作業します。

砲身なども取り付け弾倉も接着。
左側の2つのパーツは照準器部分ですが好みで選択するようになっています。

1mmもないような所を曲げたり細かい箱組みをしたりするので
エッチングベンダーでは大きすぎて作業が難しい所があります。
なので先が平たいピンセットがあると小回りが効き便利です。
ある程度厚みがあり、たわまない物が加工しやすいです。


相変わらず組み立てるのは大変なのですが、キットの物よりぐっと精密感が増します。


単装機銃も同様にエッチングの物に交換します。
こちらは全11パーツで三連装機銃と比べると若干ですが組み立ては楽です。

完成させるとこんな感じになります。
架台部分の補強用三角板がめちゃくちゃ小さいパーツで4つ取り付けないといけないため紛失には注意が必要です。
マスキングテープの上などで組み立てると紛失防止になります。

この小ささで銃口まできっちり開いているのはやはり凄いです。
引き続き機銃を組みつつ他の作業も進めていこうと思います。
(プレミアムバンダイ)

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(あみあみ)
・タミヤ 1/350 大和
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