ファンテック ドリルスタンドDS-20

手持ちのリューターをセットする事で簡易的なボール盤にできるドリルスタンドDS-20。
ちょっと面白そうだったので買ってみました。
価格は7,700円です。

付属品はスタンド本体にクランプ3種&固定ネジ、それにテーブルクランプです。
レバーや支柱などは金属ですがベースなどの黒いパーツは硬い樹脂製でした。


こちらは本体。
本体は組み立て式。
組み立てにはプラスドライバーが別途必要ですが特に面倒な所はなく
10分程度で組み立て可能。
金属の支柱にはスムーズな可動のため予め薄くグリスが塗布されていました。
サイズは幅100mm(レバーを入れると185mm)、奥行き135mm、高さ180mm(レバーを含めると192mm)ほどと
かなりコンパクトです。

テーブルクランプを使って机にしっかり固定する事ができます。
テーブル厚は35mmまで対応するそうです。

リューター(グラインダー)はこの部分に通してネジを締めて固定します。


クランプパーツは金属の板の他に、画像のような樹脂製クランプも付属。
直径20mm~42mmと幅広いサイズに対応しています。

リューターをセットした状態。
自分はコードレスのリューターを使っているのですが
結構大きめの物ですが問題なく取り付け自体はできました。
リューターを取り付けたら支柱にあるストッパーの位置をそれぞれ調整します。

まず中央のストッパーですが、こちらはリューターを取り付けている
クランプベースの高さを調整します。


そして左側の支柱にあるのはクランプベースの下限ストッパー。
ドリルの下限位置を決められます。

右側のストッパーはクランプベースの高さに合わせ、レバージョイントの位置を固定するためのストッパーです。
この3つのストッパーは全て手回しのネジなので調整は簡単でした。


調整したらリューターの電源を入れ、レバーを下げるだけで穴あけ作業が行えます。
レバーはスプリングで自動的に戻ります。
ただベース部分にクランプなどはないのでテープか何かを使って穴を開けるパーツを固定する必要がありますし
そのまま使うとベースの樹脂に穴が開いてしまいます。
開いても問題ないとは思うのですが、
気になる方は捨て板としてベースに敷く適当な板を用意する必要があります。

実際使ってみたのですがコードレスのリューターだとバッテリーを内蔵している関係で
重量がそれなりにあり、大きさもあるためクランプベースの高さがどうしても高めになります。
それに加え、チャックの深さがそこまでないのでドリルの刃がどうしても長めに出てしまい
そのため重心が上に上がり刃先がブレやすかったです。
コードレスで手軽に使えるのは利点ですがこのリューターではちょっとイマイチだったので

昔使っていた有線タイプのリューターをセットしてみました。
これなら本体自体が軽く、コンパクトなのでクランプベースの位置も下げられ、ドリル刃の長さも最低限にできます。

こちらにしてみると一気に刃先が安定して精度の高い加工が行えました。
丸いプラパイプなども綺麗に穴が開けられますし

3mmなどの太めのドリルを使って4mmぐらいの厚いプラ板に穴を開けても
歪まず綺麗に穴が開けられます。

もちろんストッパーを使えば好みの深さで止める事もできます。

手持ちのリューターをネジ止めで固定するという関係上、ほぼ垂直にはできますが
ピッタリ垂直にするというのは難しいと思うのできちんとしたボール盤ほどの完璧な精度にするのは難しいと思います。
ですがコンパクトかつ簡易的な構造で手軽に十分精度の高い穴あけが行えました。
ただベース部分は特にパーツの固定具などがなかったのでできれば簡易的なクランプでもあれば嬉しかったですね。
それとリューターの種類によって結構使い心地が変わってくる感じで
自分の持っていたコードレスタイプは重さと長さのためちょっとブレやすく感じました。
なので出来るだけクランプベースの位置を下げ、ドリルの長さを極力短くできる
コンパクトなリューターを使ったほうが良さそうです。
(プレミアムバンダイ)

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