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ファンテック カービングヒートペン レビュー

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ファンテックから新たに発売されペンタイプで細かい作業がしやすそうなカービングヒートペンを買って試してみました。
価格は3,000円(税抜)です。
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こちらは熱でパーツを溶断するヒートペンなのですが、乾電池式なのでコードレスで運用が可能。
かつペン先のヒーターチップも細く細かい作業に向いた物になります。
付属品はキャップのみで電池は別売です。


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使う電池は単三電池一本のみとなります。


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長さは135mm程度で重量も電池無しで20gと軽量に作られています。
そのためペンと同じように持って使えますし重くて疲れるという事も無かったです。
電源のオンオフですが矢印のボタンを押すことでスイッチが入り、押している間だけ発熱します。


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先端のヒーターチップは0.3mmほどの金属線でかなり細いです。
そのため細かい作業に向きますが大きな加工には向きません。
ヒーターチップは断線した場合などに備え予備も売られています。


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早速プラ板を切ってみます。
パッケージに瞬間的に熱くなると書かれている通り、1秒ぐらいスイッチを入れていれば十分発熱します。
温度は280度ほどなそうですが、細かくスイッチをオンオフしながら使う事である程度調整できるようです。


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プラなら問題なくあっという間に切れます。
ただし熱で溶断するためどうしてもフチは盛り上がりますし熱で周りも歪む事があるので
精密なカットにはあまり向きません。


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縦方向に切るように注意書きがありますが一応力を加えずゆっくり動かせば
すくうような加工も一応出来ました。
ただ横方向のカットはヒーターチップ破損の原因になると注意書きがあるのでやらない方が良いです。


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簡単にパーツを抉ったりする事ができるのでダメージ加工などを手早く済ませる事ができます。
使っているとどうしてもチップ部分にプラがまとわり付きますが温めた状態にしてデザインナイフの先などでこそぎ取ると綺麗になります。


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またナイフを通すのが面倒な厚めのプラ板の開口加工などにも使えます。


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ナイフを使う時ほど細かくドリルを通す必要が無く、短時間でくり抜く事が可能。
後はナイフやヤスリなどで仕上げます。


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ヒーターチップの先がかなり細いので溶接跡の造形などにも便利なサイズですし


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折れた板などの断面部分を造形するような用途でも便利そうです。


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細かい破損表現に使いやすくアイデア次第で色々な使い方が出来そうですね。


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以上ファンテック カービングヒートペンでした。
煩わしい電源コードが必要無く単三電池一本で使える手軽さが魅力のヒートペンです。
太さも無く軽いので扱いやすいですしほとんど待ち時間無しでスイッチを押すだけですぐ使えます。
先端がかなり細い金属線のため細かい模型用途に使いやすい物になっていました。

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