AMMO オイルブラッシャー レビュー

自分はガンプラや艦船模型を汚したりする時結構油彩を使うのですが、
ある程度使いやすい濃度に薄められ筆付きかつ模型に適した調色がされたオイルブラッシャーを試してみたくなったので
使いそうな色をとりあえず5本買ってみました。
価格は色にもよりますが550円~770円ほどで売られています。
今回買ったのはバフ、ダスト、ラスト、スターシップフィルス、ブラックの5色ですが
他にも様々なカラーがリリースされています。

サイズは手頃で使いやすいスティック状のケースです。
内容量は10ml入。
倒れやすい形状をしていますが、フタを開けた状態で倒してしまってもすぐ塗料が漏れ出るような容器の構造ではなく。
蓋を開け逆さにして1分ぐらい待っても塗料が落ちてこなかったので安心して使用できます。
ただ数時間放置したらどうなるかは確認していないので一応立てて保管した方が良いと思います。

キャップには筆が付いているのでそのまま抜き取って使えます。
抜き取る時は余分な塗料がある程度落ちるようになっていてキャップ周りを固着させたり
根元についた余分な塗料を拭き取る手間がかからないようになっていました。

先端の筆は結構太めでそこまできっちり揃っている訳ではないので
細かい塗り分けをしたい場合は素直にしっかりした面相筆を使ったほうが良さそうです。
あくまで対象に塗料をちょこっと乗せたり伸ばしたりするのに使う感じだと思います。

まずは明るい砂埃や退色表現などに使えるバフ。
油彩なので伸びもよく汚しに使いやすいです。

続いてそちらより少し暗いダスト。
模型に使える色味に調色されているのですぐ使えるのも魅力です。
こちらだけケース底面の成形がいまいちで直立しませんでした。

油彩の濃度ですがチューブより緩く希釈されているものの、
同じ油彩系のクレオスウェザリングカラーのようなスミイレ塗料なみの薄さではなく
普通の瓶塗料よりやや濃い感じでした。
叩きつけるように塗れば少しザラッとした質感も作れそうです。

続いて錆色のラスト。

名前が変わっていますが焦げ茶系のスターシップフィルス。
宇宙戦の汚れというだけあり色々使えそうです。

煤などの表現に使えそうなブラックも購入しました。

もちろんターペンタインやペトロールなど油彩系の溶剤で溶く事が可能で好みの濃度に調整できます。

拭き取りも完全乾燥前なら容易です。

もちろんスミイレやウォッシング用塗料として使う事も出来ます。


油彩なので乾燥時間にも余裕があり、伸びも良いため色々な表情が付けやすいです。
サビ垂れなどもスムーズに描く事ができます。

そのままだとスポンジチッピングなどにも適した濃度で
さっと取り出して対象に塗料を少し乗せ、スポンジでポンポンと叩くだけで細かい塗料剥がれが再現できます。

以上AMMO オイルブラッシャー レビューでした。
模型用に調色された油彩はアプタイルインクなどをはじめ色々とリリースされていますが
こちらはある程度希釈されていてブラシ付きでパレットなどに取る事なくすぐ使えるのが魅力です。
油彩なので非常に伸びが良く乾燥時間にも余裕があるため細かい汚れを描きやすくチッピングなども手軽に行える物でした。
もちろん溶剤で薄める事もできるので様々な用途に活躍しそうです。
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